DAITUBEの魚突きブログ

「魚突き」ときどき「BBOY」でお馴染みのYOUTUBEチャンネル『DAITUBE』です。「三又の土佐銛先」と「2mのアルミ銛」を使用した、いわば「軽装魚突き」での突果にプライドをかけています。

夏キャンプ 高級ハタ三種突き!

7がつ27にち、てんき はれ。

 

 さて、今年も夏の恒例行事「パリピ大島キャンプ」に行ってまいりました。

 

 去年、僕が初めてテントキャンプデビューしたのが、この島のキャンプでした。もちろんそのときも移動は自転車で、食料はほぼほぼ現地調達。しかも期間は4泊5日という、気合の入りよう(笑) ちなみにその去年の映像はコチラに。

 

 

 思えば、まだこのときはスイメンさんたち、現海人団のメンバーにも出会ってなく、鹿児島のポイントもまったく知りませんでした。外海で潜ったこともほとんどなく、このキャンプ期間での魚突きは、当時の自分にとって本当に良い修行になりました。

 

 アカハタの突き方は、間違いなくこのときのキャンプで身についたと思ってます。

 

 

 

 さて、そんなこんなで、今年は昔より成長したところを島の魚たちに見せてやりたいところです。そこで、アカ、キジ、オオモンの三種類のハタを突いてやりたいと企んでます。

 

 

 島についてテントを張っていると、ビーチハウスのお姉さん、キャンプ管理棟のおじさんが僕のことを覚えててくれて声をかけてくださいました。ただ、去年一番仲良くなった海の家のスタッフさんだけ、今年から別会社の担当になってます。去年は一緒に宴をしてくれて楽しかったんですが、、、今年からはなんかそういうノリじゃないですね( ;∀;)まあ仕方ないですが。

 

 あと、氷を売らなくなってしまっていたのが一番厳しいですね。魚が冷やせなくなったので、連泊も事実上不可能に。今年は二泊するつもりでしたが、一泊で帰らないといけなくなりました。

 

 でも、それでも海は変わらずそこにあります。

 

 気を取り直して、キャンプ初ダイブといきました。

 

 

――ついに、海の中。

 

 めっちゃ濁ってました(笑)

 

 空潜りしたらオオモンハタが見つかったので、そのまままっすぐアプローチ。横に岩礁があったので、それにくっついて自分のシルエットを隠すようなイメージで近寄ります。するとオオモンが横を向いて顔が狙えたので早速突きました。これでターゲットは残り二種。幸先いいスタートです。

 

 次に、去年の自分にとってはめちゃくちゃ深かったけどアカハタの群れていた場所ってのがありまして、そこで突いてやりたいなーと狙っていきました。

 

 が、今年はそこのポイントにはアオブーしかいなかったです(笑)

 

 激濁りの中、空潜りを頑張りましたが、全然見つかりません。ついでに水深を測ってみましたところ、10mでした。今の自分では割と勝負できる深度。去年はこれがホント深く感じていたのですから、かなり成長できたといえるでしょう。

 

 

 ただ、相変わらず魚は見つからず、GOPROの電池が先に切れてしまいました。やむを得ず一端あがることになりました。ただ、その帰り道に、いいポイントを見つけることに――。

 

 

――二本目。

 

 さっき見つけたポイントにまっすぐ向かいました。

 

 そこはすごく浅いんですが、無数のテーブル珊瑚が一面に広がっており、アカハタもオオモンもかなり居ついていました。しかも良型です。

 

 アカハタを狙いました。

 

 静かに着底して動けば割と近付けますが、頭を狙える角度になる前にサンゴの下に潜られます。別に潜られてもテーブル珊瑚下は全然狙える角度なのですが、そこを突くと動画に映らないのでなるべく避けたいんですよね。まあ、一匹そこで突いてしまいましたが(笑)

 

 その後はキジハタを探します。これだけハタ系がいるなら、キジハタもいておかしくないと思ったのですが、全然見つかりません。キジハタは明日にするとして、とりあえず今晩のおかずとしてアカハタをもう一匹狙うことにしました。

 

 今度はサンゴに隠れる前を撃ちました。が、さすがアカハタです。反射神経素晴らしく、下顎を捕える軌道で撃った銛でしたが、カマに入りました。穴に入ってるときは油断してくれているために狙った通りに当たってくれますが、外でのホバリング時はアカハタの回避率高いですね。ヘッドショット難しいです。

 

 

アカハタ(37.5cm)で記録を(1.5cmUP)で地味に更新。オオモンは(43.5cm)。

 

 水中では「ついに40オーバー突けたかも!」って思ってたんですがね(笑) まだまだアカハタの40の壁は超えられそうにありません。

 

 海から上がった後は、簡単な姿造りにして食べました。

 

 

 竹串など使わず手抜きのつもりで盛りましたが、いつもよりキレイな気がします。シンプルな方がいいのかもしれませんね。

 

 あと、他のキャンパーにDAITUBEを見てくれている方がいらっしゃいました! そして差し入れまでくださいました!

 

 

 焼き鳥めっちゃ美味しかったです(^◇^)

 

 その方も魚突きしにきてたそうなので、明日は一緒にやることにしました(`・ω・´)

 

 

 

――二日目の海。

 

 初日とは反対側の海で潜りました。

 

 透明度は少しマシなように感じました。

 

 キジハタも小さいのは一匹見つかりました。でも、最後の一種を突くのにもうちょっと大きくないと、って思って一端はスルー。

 

 しかしその後もキジハタは一匹も見つからず、結局、最初のキジハタがいた根に戻って狙うことに。

 

 ところが、です。

 

 いざ狙うとなると簡単に避けられてしまいました( ;∀;)そして警戒心をもったキジハタは巣穴を移動(笑)

 

 僕的に、アカハタとオオモンハタ、行動パターンは全然違いますが難易度的には同格かと思ってます。でもキジハタはその二種より「警戒心の差で」若干頭一つ分だけ上のように感じます。(※あくまで僕の主観です)

 

 

 しかし、こうなると僕的には困りました。

 

 というのも、氷がもうほとんど溶けてしまっているので、早く島を出て買い足さないとマズイんですね。とはいえ、このまま帰ったんじゃあ、動画としてつまらないものになってしまう。すべての苦労を水の泡にする訳にはいきません。

 

 初日のポイントに、僕は移動しました。

 

 そして、その賭けが功を奏したのか、二匹目のキジハタをついに発見しました!

 

 サイズはまあ、最初のとそんなに変わらない30cmクラスでしたが、もう背に腹は変えられません。狙いました。

 

 しかし、キジハタは根に隠れては何度も身をくらまします。

 

 ただ一定のエリアにはとどまってくれているので、チャンスはありました。そうして根に潜る前を狙って何回かアプローチを繰り返し、睨めっこから左頬を狙っての一閃。

 

 しかし、咄嗟の反射でキジハタが体を大きくひるがえしました!

 

「マジか!?」

 

 と思いましたが、顔の向きが変わっただけのところで銛が直撃。右の頭部にキレイに入りました。

 

 

 サイズは32cmと少し残念ではありましたが、これでなんとか三種は揃えられ、任務達成ということになりました(^◇^)よかったー。

 

 めでたし、めでたしです。

 

 

 

 それでは最後にこの日の動画です。