奄美で素潜り漁師生活⑤
7がつ12にち、てんき はれ。
はいさい。
全ての漁を終えて、任務は残すところ「揚げ場見学」のみとなりました。
寝過ごさないようにと、最後の夜はみんなで漁港の屋上に横になり、並んで寝ました。が、とても寒かったです(笑)
市場の見学の内容は、もうホント動画にした内容そのまんまです。魚種別に分けられ、数が多い場合はその中でも同サイズのもの同士で分けられていく、といった感じです。
威勢の良い声の中、次々とセリにかけられ、値段がつけられていきました。
――そして、いよいよ結果発表。
とりあえず単価(一キロあたりの値段)だけをここに書き並べましょうかね。高かったものから順に記しますので、参考までに覚えておいてくださいね。
1位、スジアラ
(1800~1500円)
2位、ハタ系
(1300円前後)
3位、マクブ(シロクラベラ)
(1200円以上)
4位、イシガキダイ
(900円前後)
5位、アバス(ハリセンボン・イシガキフグ)
(900円前後 ※ただし皮を剥いだ状態で)
6位、エラブチ(ブダイ系全般)
(500~350円)
7位、ヒメジ
(400円前後)
8位、ガラ(ギンガメアジ・カスミアジ系)
(150円前後)
9位、テングハギ
(150円前後)
10位、オキナメジナ
(100円前後)
というような結果でした。
奄美での研究成果なので、どうしても南方系の魚となり、みなさんの馴染みのある魚は少なかったかもしれません。でも、なかなかに面白い調査結果が出たとは、自分では割と満足しております(^◇^)
あと、突き方の傷の入り方とか、時期やら地域などで、値段は上下するかとは思います。あくまで参考程度に見てみてくださいね。
とにもかくにも、本当に楽しく、おまけにタメにもなった、非常に良い遠征ができました。正直、島での生活は大島軍さんに甘えっきりで、ほぼほぼ接待を受けているようなものでした。本当に感謝しかありません。
それでも、「また遊びに来て」とも言ってもらえ、さらに「他の人も連れてきて」とまでも言っていただけました。
もちろん、また行きたいと考えております。そのとき連れて行く相棒がいればもっと楽しいでしょうが、どうなることでしょうか。
何にしても、企画と撮影に協力してくれた龍郷漁港の皆様と、大島軍に心より感謝致します。本当にありがとうございました!!
最後に、この遠征集大成の動画です。