アカハタ自己記録更新
9がつ13にち、てんき たいふうちょくぜん。
本日は、宮崎のモーリィさん、熊本の内田さんとで合凸イベントでした。
かなり異色な組み合わせですよね(笑)
内田さんとは、キャンプ場でたまたま出くわしたのがキッカケで突き仲間になりました。しかも、もともとダイツベ視聴者様で、僕に影響されたとかどうとかで今年から魚突きを始めたのだそうな。いやはや、ありがたいですね。
そんなこんなで、その内田さんの呼びかけのもと、今回の南九州三県の合同突き師会がひらかれたのでした。
――というわけで海の中。
台風直前というのもあって、濁り気味でした。
が、よく知ってるポイントではあったので、寄り道しながらも目当ての魚がいる場所まで進みます。
ダイツベの目標は「40オーバーのアカハタを突く」です。
アカハタは大好きな魚種で今までにもたくさん突いてきたのですが、40オーバーだけは未だに未体験なのです。
目当てのポイントには数匹のアカハタが巣くっていました。すると当然、いちばんデカいのを狙いたいと思うのが突き師の性です。
標的を絞り、「何度か」アプローチを繰り返します。
というのも、巣穴のアカハタは穴を背にしながらホバリングし、危険を感じるとすぐに穴の中に逃げ込んでしまうんですよね。ダイツベの銛はご存知の通り2mと短く、穴に逃げ込まれても対応しやすいんですが、動画映え的には外にいるところを突きたい。穴に潜られる前を突くには長銛の方が有利ですが、ダイツベはいつもの銛で頑張ります。
まず、敢えて離れた場所でジャックナイフ。
ゆっくりと潜水し、水深7mのボトムに着底。
フィンキックは極力せず、手で岩を掴みながら、岩の上を這うように前進。
一発目。
にらめっこでヤス先すれすれの距離まで詰められました。
が、さすがにアカハタも違和感を覚え、ぷいと横を向きます。絶好のタイミングです。僕は銛を撃ち込みました。ところがどっこい。銛は明後日の方向へ。
そう、僕のミスショットです。
銛先がアカハタ背後の岩を叩くと同時に、アカハタは穴に逃げ込みました。射角さえ間違っていなければ、そのまま素直に当たってくれていたであろうことが予想されます。めちゃくちゃ勿体ないことをしてしまいました。
というのも、ハタ系は反射神経が鋭いので、真正面から撃っても身をよじらせて避けようとします。しかし横を向いた瞬間なら反応が遅いことが多く、狙い目だったワケです。ただアカハタは、方向転換と同時にダッシュするパターンも多いので、そのチャンスが少ない。つまり、またとない好機にミスショットを出してしまったのです。トホホ
二度目のチャンスは正面からそのまま撃つことに。
正面から撃つ場合も、スレスレの距離まで詰めていればヘッドショットを決めることは可能です。前回のオオモンの睨めっこがまさにそれでした。
ダイツベはその要領でアカハタの下あご目掛けて銛を撃ち込みました。
しかし、アカハタは咄嗟に動きます。
ひやっとしましたが、銛先はカマに入りました。ギリギリセーフといったところでしょうか。なんにしても良いサイズです。
ただ、毎回毎回「40オーバーだ」と思って突いてもそれに満たないことが多いんですよね。このときも期待しない程度にサイズをはかりました。そして驚きました。
「41.5cm」
そう、ついに記録更新と同時に初の40オーバーデビューを果たせたのです。めっちゃくちゃ嬉しかったです!
それでは最後にこの日の動画です。
モーリィさんサイドはこちら。
魚突きの4大要素
「どうやったら上手くなれますか?」
最近、そういった質問をいただきます。
自分の腕が認められてきたんだなーと嬉しくは思いますが、正直言ってお答えし辛いです。なぜならその方の状況が全く分からないからです( ;∀;)
僕は誰かから銛突きを教わった訳ではありません。上手い人の動画を見たり、ブログを読んだり、本を読んだり、そして何より自分の動画をよく見て、自分で考え、研究してきました。尊敬するアクアライフの方からアドバイスをお聞きすることもありましたが、ベースは独学の我流です。
つまり何が言いたいかと言いますと「今から書く記事は『僕個人の方法』ですので絶対ではありませんよ」ってことです。
さて、前置きはこの辺にして、いよいよ本題に入りたいと思います。
魚突きの4大要素
魚突きを研究するのに、僕は「魚突きに大事な4つの要素」に数字をつけ、そこから分析してみようと思いました。
この「4つの要素」こそが僕独自の考え方です。
それは魚を獲るのに必要なプロセスであり、「発見すること」「接近すること」「命中させること」「確保すること」の4つです。魚が獲れないときはその数字をつけてみて、自分が何で躓いているのか知ることが大事だと考えました。
発見数・・・見つけた魚の個体数。
接近率・・・魚に接近を試み、一瞬でも射程距離まで近付くことができた成功率。
命中率・・・魚に銛を撃ちこみ、一触れでもその魚に当てることができた成功率。
確保数・・・魚を捕獲した数。
接近率と命中率に関しては、次のような計算式を取る。
〇接近率=魚に近づこうと試みた数を分母とし、銛の有効射程(銛を伸ばし切れば届く距離「※『飛ばし銛』の距離は含まない」)に一瞬でも入った数を分子として計算。(※出会い頭に逃走された、スルーして逃がした場合は分母数にも分子数にもカウントしない)
〇命中率=銛を放った数を分母とし、魚に刺さらないまでも当たった数(※とにかく銛先が触れた数)を分子として計算。
以上のような数字を、魚種別に記録します。
ある日の数字
上のメモは、同じ日に同じポイントで同じ時間だけ潜った二人の突き師の記録です。ちなみに魚種はイシダイです。
たった一日の記録でも、気付かされる点があるとは思いませんか?
まずは「発見数」です。
目当ての魚を見つけられるかどうかは「突き師の生命線」です。たとえ他の数字が良くても「発見数が悪い突き師」は、「良い海」でしか突けないプレーヤーということになってしまいます。そんな中で、僕とダイスケさんの発見数は倍も違い、僕が劣っています。この差は重大です。
ちなみにダイスケさんの潜水時間、潜水深度はいつも僕より上です。が、この日のターゲットは浅場の中層を泳ぐ乗っ込みイシダイで、空潜りしなくても発見ができるそんなシチュエーションでした。
つまり、今回の数字の差は「空潜り」の数や深度だけではないのです。普段から潜水力でダイスケさんに劣る僕でしたが、今回のゲームは「潜水力」の関係ない内容なのです。
それなのに数字が違うのは何故か。それは探ったポイントの選択であり、「魚がいそう」と感じ取った直感の差なのです。いわば「野生の勘」、「センス」です。
ただ、僕にも唯一よかった点というのもあります。
それは「接近率」です。
そもそも僕とダイスケさんでは装備が違います。僕は2mのヤスで、ダイスケさんは4mの手銛。射程の長さはダイスケさんの方が上です。
ところが、ここでいう「接近率」は「使用している銛が届く距離に一瞬でも入った数」をもとにするため、射程の長い銛の方が率はよくなるはずなんです。にもかかわらず、接近率は僕の方がよかったのです。(※ただし銛が届く距離に入ったというのは、僕はGOPROの映像を見返して判断したカウントで、GOPROをもってないダイスケさんの数値は感覚にすぎないものではあります)
ただし、「銛が長い」から、「長さ」イコール「射程」ではないことも明記しておかなければなりません。
魚から見れば「銛も含めて人間のシルエット」です。もちろん人間本体を一番に怖がるとは思いますが、銛を最大まで引いた状態の「持ち手から銛先までのシルエット」も人間の一部として警戒してきます。僕の動画で「人間本体からの距離」が魚と近いのは「僕の銛が短い」からであり、「ヤス先からの距離」で考えるとそこまでの差はないかもしれません。
じゃあ、銛は長くても短くても関係ないのか、っていうとまた違ってきます。
「持ち手から先の長さ」も長くてトクする場面も多いですし、何より銛が長ければ「飛距離」も長くなります。これが重要だから、みんな長い銛を使うんですね。
確かに魚は「こちらのシルエット」を警戒しますが、そのシルエットがそこからどれだけ伸びてくるかの距離までは、さすがにわからないはずなのです。なので「シルエットは竹ヤス並みで、飛距離は手銛より長い」という「水中銃」が最強に魚を突きやすいわけです。
そういう事情も加味したうえでさらに考察を続けますが、アクアヤスとファルコンとではやはりファルコンの方が射程は長いです。が、この日のだいすけさんは10回近づこう(寄せよう)として、射程にまでイシダイを入れられたのは一度だったと言います。謙遜してなければ。
実際に僕のこの日の動画を見てもらっても「イシダイめっちゃ寄せれてるね」とダイスケさんは言っていたので、寄せは上手くいってなかったのだと思います。
ただダイスケさんはそれでも五回も銛を撃っています。それは遠いまま無理くり飛ばしたためであり、当たらなかった銛は「避けられた」でなく「届かなかった」そうです。ということを考えてみると、ダイスケさんの接近率は信憑性のある数字なのかと。
高いポテンシャルをもつダイスケさんとはいえ、さすがに突き歴はまだ3年。粗削りでもセンスや行動量で突果を打ち出す。悪いことではないと思います。
実際にこの日の結果は、ボウズなのは僕で、イシダイを仕留めたのはダイスケさんなのですから。
――というふうに、数字から分析できることはありますね。
特に突き仲間が周りにいるような人は、潜りに行ったとき仲間で数字をつけて比べてみると経験値の濃さが全然違ってくると思います。オススメです。
最後に、実際に数字をつけてみて、そのあとどう反省していけばいいか、その反省項目をまとめていきましょう。
【発見数】
・ポイント選びは適切か
・空潜りして探せているか
・魚のいる深度まで潜れているか
そもそも魚のいるポイントを開拓できているかという、海に入る前からの勝負も大事です。海に入ってからも魚の居つきそうな地形を探れているのかとか、潜った数や深度の差も、突果を大きく左右しますね。
【接近率】
・静かに潜れているか
・ゆっくりと動けているか
・着底して身を隠せているか
魚種によって違う行動パターンに対し、それぞれ正しいアプローチができているか、個人的には魚突きの一番の醍醐味です。しかしながら、どの魚に対しても「ゆっくり静かに動く」という基本は変わりませんし、それがなにより一番のキモです。
【命中率】
・構え方は正しいか
・タイミングは適切か
・狙う魚の部位は良いか
緊張の瞬間です。魚ばかりを見ず、ヤス先の延長線にターゲットを見られているか、すべてがこの一瞬で決まる、魚突き一番の山場ですね。
【確保数】
・銛を深く刺せているか
・銛を引いてしまっていないか
・手で直接確保しにいけているか
「チョッキ銛しか使ったことのない多くの人」が魚に銛を当てるまでのことしか考えていません。しかしながら、ヤスで大物に挑んだことのある人なら分かっています。銛を当ててからが本当の闘いなのだと。突いたあとにも必要なスキルがあるにも関わらず、チョッキシステムに任せてそれを放棄し、身切れしてチョッキに文句を言うなんてのは浅はかですね。
――というようなことを、潜り終わったときに反省してみて、何が良かった、何が悪かった、と一喜一憂してみたり、そこから試行錯誤してたくさん悩んでいきましょう。
ちなみにこの四要素、上にいくほど重要度が高いです。
自分にニガテな要素がある場合、その要素を改善しようと頑張るのはもちろんですが、その「直前の要素」を磨いて克服する方法もあります。
たとえば、「魚をよくばらしてしまう人の場合」は、押さえの技術を磨くほか、命中精度を磨いてバラしにくい箇所を突くことで改善してもいいですよね。「銛を撃っても外してしまう人の場合」は、絶対に避けられない距離まで詰めるアプローチを磨いてもいいです。そして、魚を誰よりも見つけることができるのであれば、それが一番結果につながります。
最後に、つい先日の動画を貼ります。今回紹介した数字もつけてみましたので参考までに。
四国帰省魚突き
8がつ13にち、てんき はれ。
お盆なので、里帰りしてきました。
鹿児島から愛媛までの移動は「お金も時間」もクソみたいにかかります。なので当初は帰るつもりはありませんでしたが、先輩から遊ぼうというお誘いがあり、里帰りを考え始めました。
そして考え始めてみると、そういえば最近なにかと上手くいってて調子いいよなって思い、「これはちょっとご先祖様にもお礼言っとかんといかんヤツや」と、人生初めて思いました。
大きなカンパチや素早いスジアラなどを立て続けに突け、なによりずっと無事故で潜れているのです。よくよく考えると上手く行き過ぎてて逆に怖いなーと。そんな意味でも、一度この浮ついたカンジを落ち着かせるため、実家の墓参りはしておいてよかったと思います。
里帰り初日の13日は、ダンスの野外イベントに出ました。
予選の4人ピックアップに選んでもらえ、決勝はその4人での総当たり戦でした。結果は「一勝二分け」で勝ち点的には準優勝、惜しくも「主催者Bboyはんしん」さんに賞金をもっていかれました。
でもたくさん踊れて楽しかったですし、主催者が優勝して賞金を取り上げるだなんて詐欺だ!バトル商法だ!と、みんなで笑って盛り上がりました(笑)
翌日の14日は、海遊び。
昨日のバトルに県外から来てくれたBboyをもてなしたいからと、はんしんさんからのお誘い。そう、僕が愛媛に呼び戻された理由です。
数年ぶりのホームポイント、瀬戸内海にて潜りました!
ちなみに帰省中に使うのは、この「自作ステンパイプヤス」。そう、元祖「アクアヤス」です。愛媛いた頃ずっと使っていた年代物です(笑) 銛先が潰れるたびにパイプごと切って、新しく銛先をつけていったので、どんどん短くなり、今では「1.5m」というリーチしかありまへんでした(笑)
いつも以上に短い銛でしたが、瀬戸内の小物狙いには不便は感じませんでした。
さらに夜は「はんしん」さんから御馳走していただきました。タダで飲める酒は旨い!バトル商法とか言ってすみませんでした(笑) ごちそうさまでした!
16日、はんしんさんたちとまた海に。
この日は僕だけでなく、みんなも潜ったり、釣りしたり、で力を合わせて食材集めてBBQ。ちなみにポイント開拓ということで、初めて潜るポイントでした。
記録サイズクラスのコブダイ穴撃ちチャンスも到来し、見事、真正面からコブダイの頬を撃つことができましたが、取り込みに失敗し、逃がしてしまいました。岩に押し付けながら手を伸ばさないといけないところを、油断して銛を引いてしまったんですよね。初歩的なミスでした。
基本の徹底がまだまだです。
解散後、僕は一人でさらに南下して車中泊。
17日、朝を迎えるとともに潜りました。
この日も初ポイントですが、近くの海で潜った経験はありました。そのときは愛媛を離れる最後の年で、アカハタらしき魚を初めて見たのがその海です。今回はその近くにイイ感じの岬があるなーとGoogleマップであたりをつけ、調べにやってきました。
実際その場所へ行ってみると、釣り師の歩いた跡を発見。
――森を抜け、崖を下り、いよいよ海の中。
潜ってみると、マジで激アツスポットです。
透明度良好、アカハタ、オオモンにイシダイ、ホシフエダイにおそらくハマフエフキ。子カンパチもいました。どうでもいいですが、ブダイ系も多く、ノーマルブダイからアオブダイ、さらにはイラまでいたのには地味に驚きました。
ただし、こういう透明度の海になってくると、「1.5mリーチ」での空中戦はかなり厳しく、苦戦しました。今の実力にしては善戦しましたが、後半からは中層魚に見切りをつけ、ボトムのアカハタ一本狙いにしました。
睨めっこで真正面から寄るのにも「いつも以上に詰めないといけない間合い」にドキドキしました。この銛で練習すれば実力つきそうだなー、ってマジで思いました。
一発目が一番いいアプローチで、アカハタが横を向いた瞬間、綺麗に突けそうだったんですが、銛がサンゴに接触して軌道がそれてしまいました。惜しかった。傷つけてしまったサンゴにもごめんなさい。
その後は、ちょっと警戒心の増したアカハタ相手に泥臭く挑み続け、なんとかヘッドショットを決められました!
やっとまともな獲物が突けた喜びもあり、学生時代のバイト先に持ち込みすることにしました。
そう、僕のかつてのバイト先、居酒屋「宇和海」です。
郷土料理も扱っているので観光にオススメなのはもちろん、大きな宴会場もあるので会社の飲み会にもピッタリです。
興味ある方は「宇和海 三番町」で検索してみてくださいね(^◇^)♪
さてさて、この帰省期間はいろいろあって楽しかったです。かなり濃い時間を過ごすことができました(''◇'')ゞ
ただ、悲しい話もありました。
先輩Bboy千崎さん(そのダンスのスタイルからアウトドアな趣味まで、僕が最も影響を受けた元祖踊れる料理人)から聞いたのですが、愛媛の釣り場が減少しているそうです。
理由は、「粗悪な釣りマナー」。
釣り場にゴミを捨てる人が増えまくっているそうなんです。意味がわかりません。
実際この帰省期間に、僕らも海に潜ってBBQしましたが、そのとき地元の人に声をかけられました。
「君らはちゃんと、ゴミ片付けていいねえ」と。
話を聞いてみると、ほんとにゴミ捨ててく奴が多いし、住民に挨拶もしないとのこと。帰省してちょっと海いっただけですぐにそんな「生の声」が聞こえてくるのですから、マジでよっぽどな状況なんでしょうね。
アウトドアするならそこはもっとしっかりしないとな、って僕もちょっと気を引き締めようと思いました。
おもてなし男子
8がつ8にち、てんき はれ。
夏の間だけ友達が増えます、BboyDAIです。
そう、みんな、僕の獲ってくる魚が目当てなんです。
魚目当てで僕に寄ってくるんです。
「海いかない?」
って誘いは、遠回しに「海で遊ぶついでに魚食いたいから、お前獲って来いよ」という意味なんです。
まったく、もう。
ほんと、ありがたいぜ(`・ω・´)
そう、僕自身は「食べる」より「獲ること」「料理すること」「動画にすること」が好きなんでね、むしろそれで他の人に「食べてもらえたら」ネタとしても盛り上がるし、なにより海に連れて行ってもらえるなら、それだけでクソありがたいっす。利害の一致、ってやつですよ。
ということでココ最近、二度ほど「おもてなし企画」をやりました。
一度目は「僕のファン」だと言う巨乳の美女あおいちゃんのおもてなし。
二度目は「世界的にも超有名ダンサー BboyKAZUHIRO」さんのおもてなし。
いやいや、おかしいやろ(笑)
カズヒロさんがどんだけ凄い人だか、みんな知らないの? なんで再生回数がこんなにも違う訳?(笑) しかもカズヒロさんのおもてなしではイシダイという上等な魚を突いてて、あおいちゃんのときはメジナとかコロダイだぜ? みんな、スケベ心でクリックし過ぎだろ(笑)
ってまあ、サムネで釣った本人の僕が言うのもアレですがね(笑)
まあ分かってるんです。スケベこそ正義だと。
そんな訳で、ダイツベを見てくれてる女子で鹿児島旅行とか考えてる人。「魚を食べて美味しいって言うだけの誰にでもできる簡単なお仕事をしませんか?」。ギャラは払えませんが、美味しい魚を突いて料理します。割と普通に良い思い出になると思うんで、動画に顔を出してもいいって方はご一報くださいませー♪
よくある質問
最近、同じような質問が増えてきました。毎回お答えするのにも時間がかかりますので、この場で一気にお答えさせていただきます!
Q.そもそも「DAITUBE」って何?
自己紹介記事を書きました!コチラからどうぞ!
Q.密漁じゃないんですか?
違います。県の条例によってルールは異なりますが、僕は銛突きが可能な県でしか潜っていません。知らなければ仕方ないのですが、失礼なことなのでそういう聞き方には注意しましょう。ちなみに各県のルールは水産庁HPから見られます。
Q.潜ってる場所を教えてください。
ネット上でポイントを聞くことは、タブーです。
ヤス(銛)が規制されていない県で、磯を探すなどしてください。
Q.魚突きをやってみたいです。道具は何がいりますか?
基本的に「スノーケリング三点セット(マスクゴーグル、スノーケル、フィン)」プラス「銛」が、必要最低限の道具だと言われています。「ウエットスーツやフロートも必須だ」とおっしゃられる方も中にはいらっしゃいます。もちろんあった方がいいので、お財布と相談してください。相談結果によっては、ウエットスーツのかわりに「ラッシュガード(スポーツアンダーウェア)」等で代用してください。
Q.使っている銛はなんですか?
「AQA(アクア)アルミ銛」という全長約2mほどの銛です。
Q.どこで買えますか?
一般の釣具店に稀に置かれています。
あとはネットショップ「アクオス」で購入できます。ちなみに「三又の銛先」は別売りのモノで、こちらもアクオスで購入できます。「6mmネジ径」のものが合います。
Q.チョッキ銛は使わないのですか?
使いません。チョッキの方が魚を突き易いのはもちろんわかっていますが、「アクアライフ」さんの考え方に影響を受け、今の装備(アクアヤス)で自分の技術を磨くことにこだわっています。
Q.オススメの銛を教えてください。
「竹ヤス」と「アクアヤス」しか使ったことがないので、正直わかりません。
突き仲間から聞くところによりますと、国内メーカーの「ジャックナイフ」さんや「ネイビーカンパニー」さんの評判が良いですね。
魚突きスピアフィッシング・手銛の総合情報サイト【ジャックナイフ】
Q.息止めを長くする方法を教えてください。
まず第一に身につけるべきは「フィンワーク」だったり、「ジャックナイフ」の正しいフォームを習得することだと思います。スムーズな動きが出来なければ、時間も酸素も無駄に消費してしまうからです。
また、初心者で息止めを苦しく感じるのは「脳が慣れていない」のが大きいです。「肺活量が――」とよく言いますが、人間は誰でも一分以上息を止められるだけの肺活量はもともと備わってあります。それができないのは「肺活量」の差ではなく、「脳が慣れていない」ということです。なので脳に息止めを慣れさせるしかありません。肺活量の差が出てくるのはもっと先の話でしょうし、肺活量を鍛えるのも運動などトレーニングが必要です。ゆえに「劇的に変わるコツ」というのはないです。
以下に、潜水技術について分かりやすく説明してくださっている優良記事を貼りますので、参考にされてみてください。
潜行・浮上 - 魚突き・スピアフィッシングチーム「海豹」 HOMEページ
Q.上手くなるにはどうすればいいですか?
状況がわからないので、お答えしづらいです。
僕の場合は水中カメラを購入し、それで撮った映像を見ながら独自に分析し、試行錯誤しています。その際のチェック項目は「発見できているか、接近できているか、命中できているか、押さえられているか」です。まずは「自分に何ができていないのか」を知ることが第一歩です。そこからの改善策はいろいろな方法があります。
基本スキルの紹介動画も、簡単にではありますが作ってますので参考までに。
また、以下に「魚突きの基本スキル」が詳しく書かれた他サイト様の優良記事を貼ります。参考にされてみてください。
http://underthegreen.client.jp/index.html
(↑)HP画面右下の「technique」をクリックすれば出ます。
Q.耳抜きのコツを教えてください。
僕も耳抜きが苦手です。変わった方法も特には知りません。痛くなる前から耳抜きをかけることは大事だと思います。あとは慣れかと。僕は痛くない深度でマイペースにやってます。
Q.竹ヤスでも魚は突けますか?
もちろん、頑張ればある程度の獲物を突くことはできます。
Q.今までに突いた魚の中で、一番の獲物はなんですか?
一番大きい魚でいうと、70cmのカンパチです。
一番高級な魚でいうと、沖縄三大高級魚のスジアラです。
とりあえずはこんなもんでしょうか。
質問が増えたら、また随時追加します! まあこんな緩いカンジでやってきますので、等チャンネルをよろしくお願いします。
ハタとの睨めっこ
8がつ3にち、てんき はれ。
今日はダンス仲間の「やっちゃん」、「まっちょ」で海に。
何気にこのメンツは「BboyKAZUHIRO」さんがワークショップで鹿児島に来た時、鹿児島観光案内をするメンツでもあります。いわば、鹿児島BBOY自然部です。
BBOYでもアウトドアに興味もってくれる仲間がまわりにいてくれると、やっぱ嬉しい、楽しい、大好きですね。
何気に前夜祭BBQもあったという贅沢さ。
やっちゃんちにお泊りして「UNO」をしたりもしました。珍しく若者っぽいでしょ?←
ちょっと夜更かししても、翌朝はちゃんと早起きしました。
――いよいよ海の中。
台風直前でしたが、前回より透明度良好!
二人は魚突き初心者なので、浅いけど、テーブルサンゴが多くて魚もいるポイントをチョイスしました。
うん、オイラの大好きなアカハタもいました!
着底し、他に大きいのがいないか確認後、銛を構えてジリジリ接近。アカハタはテーブルサンゴの下で、こちらを見据えてホバリングしてます。いわゆる「睨めっこ」です。
もう充分寄れたと思う距離に入ったので、やや角度をつけて、ナナメの軌道で横顔を突くつもりで銛を放ちました。
――ところがどっこい!
アカハタは寸前に身をよじって、銛がお腹のあたりに当たってしまいました。
睨めっこ中のハタ系って瞬発力をため込んでいて、どんなに距離を詰めていても必ず咄嗟に反応しちゃうんですよね。
今までに上手く突けた動画と見比べてみて何が違うか考察してみたら、「正面のまんま撃って顔に当たるパターン」は「穴に隠れて油断してくれているヤツの場合」くらい。
他は、「睨めっこから魚の方が我慢しきれずに横を向いた瞬間」に撃って、それで横顔もしくは最悪でもカマより上に当たるパターンが多かったと思いました。
方向転換直後だと、体が一瞬硬直しているのか、そこから咄嗟の動きってのは出てこないのかもしれません。また、横を向いたら、片目でしかコチラを見られないから、銛の動きなども見づらいのかもしれません。
何にせよ、綺麗に突くためには横を向いた瞬間がベストだとは思います。
その後は、チラチラ見かけるフエダイ系が気になりながら、何故かクロダイを突いてみたり、アカハタをもう一匹追加してみたり、小一時間で終了となりました。
最後に、この日の動画です。
DAITUBEとは?
皆さんこんにちは!
知ってる人も、知らない人も、とりあえずこんにちは!
踊れる海の暴れん坊、DAITUBEです。
今更ですが、僕に興味を持ってくださる方が最近増え始めましたので、今回の記事では僕の自己紹介ってやつをしようと思います。
1990年(平成2年)に四国は愛媛にうまれ、今現在は鹿児島に住んでいます。
鹿児島には就職で来ました。ちょっとブラックな「一般家庭への飛び込みの訪問販売」を1年9カ月ほど続けましたが、メンタルがやられて「もう好きなことしかやんねえ!」と思い、退職しました。そのタイミングで美人な彼女(鹿児島に来てからできた彼女)にもフラれました。そう、人生ボロクソじゃねえか!っていう窮地に一度は陥った僕です。
しかし、それにもかかわらず、実家には帰らず、鹿児島に踏みとどまっています。
――何故?
理由は一つ、「海」です。
DAITUBEとは?
今、このブログに辿りついて、この記事を読んでくださっている皆様は「YOUTUBE」における「軽装魚突き」という動画で僕を知ってくれた方がほとんどだと思います。そう、一応、今は「DAITUBE」というチャンネル名で「魚突きユーチューバー」をやっています。
しかしその「軽装魚突き」の「DAITUBE」ですが、もともとは「ダンス動画のチャンネル」でした。というのも、高校時代からブレイクダンスをしており、若き青春時代の全てはBBOYとして過ごしていました。
(※ブレイクダンス・・・岡村隆史さんのやっているようなアクロバティックなダンス)
(※BBOY・・・ブレイクダンスをする人)
ダンスにおけるDAITUBEは、大技などよりも基本を大事にしたスタイルでした。シンプルな動きでも、キレとかスピード感のある流れってのをテーマに、「ハイチェア」という基礎中の基礎なキメ技を得意としたスタイルでした。
(↑ハイチェア)
(↑鹿児島に来てまもない、一番ダンスがのってた頃の動画)
魚突きのはじまり
そんなDAITUBEが「魚突き」に出会ったのは大学に入ってから。
しかし、それは出会ったというにはあまりに「独学・我流」過ぎました。シュノーケリングを覚えたついでに、片手に「竹ヤス」を持ってみたというだけのはじまりです。
それから試行錯誤しながら、自分で研究を重ねたり、ネットで調べたりっていうのを経て、ついには竹ヤスで40cmの「キジハタ」という、瀬戸内海では最高峰の高級魚を突くことができました。
ダンスでもそうでしたが、スタジオに通うでもなく「自分で研究する」っていうのが好きな僕でした。なのでマイナーな世界ほど燃える傾向があるのでしょう。今やブレイクダンスはユースオリンピックにもなるほどの地位を確立し、逆に「踊れる特別感」ってのが薄れてきたためか、今の僕の情熱は「ダンス」よりも「魚突き」の方へと完全に傾いてきました。
そう、今の日本では「魚突き」はあまりにマイナー過ぎるスポーツです。
「魚突き=密漁」という世間からの偏見も未だに根強いです。確かに条例によっては密漁になる県もあります。でも、そうでない県でも「密漁」と思われることがままあります。
僕が目指しているのは、それを払拭すること。また、魚突きを禁止している条例自体に対しても「同じ魚を同じだけ獲るのにも、釣りはいいけど突きではダメ」という、世界的に見ても日本だけにあるおかしな矛盾に問いを立てたいとも思っています。
動画配信はその一歩であり、まずは「魚突きの楽しさを理解してもらうこと」ってのをテーマにYOUTUBEをやらさせてもらってます。
さて、ここまでで、僕の「魚突き」に対する思いというのはだいたい分かっていただけたかと思います。次に皆さんが気になるのは「軽装」ってことかと思います。
軽装魚突きとは?
僕の言い始めた「軽装」というのはですね、鹿児島に引っ越してきた段階で僕は移動手段が自転車のみになったんですね。自転車だとウエットスーツやウエイトを運ぶのは厳しいということで、それらを使わず、ラッシュガードのみで潜るというスタイル、つまり「軽装」にならざるをえなくなったのがはじまりです。
そういう装備でやってると「型破りなヤツ」と思われがちなのですが、むしろ逆です。ダンスと同様に、僕は魚突きにおいても誰よりも基本に忠実なスタイルでありたいと思い、取り組んでいるつもりです。
山形大学に「アクアライフ」さんという、日本初の大学公認の魚突きサークルがあります。そのアクアライフさんの使用している銛で「アクアヤス」というものがあります。
今や日本の魚突きでは「チョッキ銛」という優れた手銛が主流となっています。主にそういった銛は軽くて速いカーボン製であったり、長さも3~5mというような長銛で素晴らしい射程を誇っていたり、なにより銛先が獲物に刺さったあと糸でつながり、抜けにくい仕様になっています。
ですが、「アクアヤス」というのは210cm以下という規定のある短い手銛(ヤス)で、銛先も三又ないし二又の抜けやすい構造になっています。大学在学中には、あえてそのヤスのみを使うのがアクアライフさんです。
何故、あえてそんなヤスを使うのか。以下にアクアライフさんのHPから、その理由に関する引用文を貼り付けさせていただきたいと思います。
『AQUA-LIFEは大学公認という目標を達成するため、名目上の目的(各地魚類ファウナの調査)を定めているが、その本質は魚突きにある。しかしながらわれわれは数多く魚捕って売る漁師ではないし、できるならこの魚の豊富な海を後世にも残したいと考える。すなわち、"捕りすぎてはいけない"という観点から、まずは使用するヤスを規定したのであった。われわれがヤスを使う理由、それは水中を自由に泳ぎ回る魚に対して勝負しえる"最低限の武器"と捉え、魚に対してできるだけフェアに戦うという思考が出来上がった。すなわち、えら呼吸に対するハンディとしてのヤスである』
以上の文章からも、めちゃくちゃストイックな集団であるというのが分かると思います。
DAITUBEが影響を受けたのは、まずこのストイックで誇り高い精神に惹かれたことです。純粋にカッコイイと思いました。道具でなく、技術で魚を獲るのですから、競技としての面白さも大きくなります。
(ちなみにアクアライフさんのサークル内では、バケモノのような魚をその性能に劣る「アクアヤス」で獲ってきた歴代の記録が残されています)
次に感銘を受けたのが「大学公認という目標を達成するため」という点です。DAITUBEも「世間から魚突きの市民権を得たい」と考えているため、その「乱獲」をしないという姿勢は必須条件であると気付かされました。
そのため、竹ヤスの次に僕が手にしたのが「アクアヤス」だったわけです。
ですが、魚突き仲間が非常に増えた(というか初めて突き仲間ができた)去年においては、周りは皆、チョッキ銛でした。僕の技術もまだまだなうえにお粗末な装備です。一人、取り残されたような突果ばかりで、悔しい思いをたくさんしてきました。
「チョッキ銛を使えばいいよ」
「チョッキ銛なら獲れてるよ」
投げかけられる、そういった悔しい言葉に歯を食いしばり、それでもアクアヤスにこだわり続けました。するとどうしたことでしょうか、アクアヤスの利点に気付かされました。それは――。
――いやでも技術が身につく。むしろ、身につかざるを得ない。
アクアヤスはまず、短いので銛を届かせるために魚に近づかなければなりません。初速もカーボン製の銛に比べて遅く、避けられないためにもさらに近づかなければなりません。そして貫通もしづらいために、やはりそういう意味でももっと近づかなければなりません。銛先も抜けやすいので、身切れしない良い箇所を狙わねばなりませんし、突いたあとは直接自分の手で魚を押さえなければなりません。
つまり、アクアヤスで魚を獲るということは、そういう技術、基礎、基本を体得するということなのです。
はじめは全然ダメでしたが、努力を続けることによってマシな獲物も獲れるようになり、ついには僕の知名度をアホみたいに上げることとなったあの獲物、カンパチを獲るに至りました。
鹿児島でチョッキ銛を使用している仲間内でも、このサイズはまだ突いてない人がほとんど。(他のチームにはいるけど)また、「アクアヤスで」突いたのは鹿児島では僕だけのようです。たぶん。
ただし、アクアライフさんの歴代記録ではもっとデカい「ブリ」「ヒラマサ」「ヒレナガカンパチ」を突いた記録が残っています。僕は単に「動画に残せた」ということで、ちょっと有名になれたに過ぎないのです。
そしてダイツベの獲った大物というのはこのカンパチぐらいなものですが、これ以降から獲物のサイズはともかくヘッドショット率が格段に上がって来まして、「魚突き通」にはそこを評価していただけるようにもなりました。
そして個人的にカンパチ以上に嬉しかった獲物「スジアラ」。
「超」がつくほどの高級魚であり、近づくのが難しいとされるこの魚種。
サイズはもちろんアクアライフさんの歴代記録の足元にも及びませんでしたが、動画に残せたという価値があり、魚突き通からの反響は大きかったです。特に、魚突き用品で有名なネイビーカンパニーさんから「次に20kgのクエを突いたら、スポンサーになってやる」というムチャな冗談を言ってもらえたりなんかもしました(笑)
スポンサーとかはないとしても、魚突き業界の著名人に名前を知ってもらえるようになったのは大変光栄なことで、嬉しい限りです。本当に。
つまりそんな感じ
という訳で、まあそんな感じで、今すっごい楽しくやってます。
ブラック企業をやめて、自分の好きなことにだけ情熱を捧げるようになって、こういった人たちとの出会いにも恵まれたという訳です。人生って自由に生きれば、本当に自由に生きられますよ。
先日はひょんないきさつから、変態ブロガーの「カルロスさん」とも縁が出来ました。
僕の夢である「キャンピングカーで日本を魚突きしながら回る」という話をしましたところ、「チカラになれるよ」とのこと。キャンピングカーだと高いけど、軽トラに載せて運べる「モバイルハウス」ならつくってくださるということでした。
どういう仕組みかというと、カルロスさんがワークショップという形で全国からそういうのを作りたい人を集め、人件費ゼロで材料費だけ、もしくは材料費すら必要とせずに「僕の夢の移動するおうち」を作られるといってくださるのです。
この計画がもし本当に成功し、僕の旅がスタートすることとなったあかつきには、全国の突き師さんたちに会いたいですね。そして、いろんな話を聞いて、魚突きのこれからについて考えを深めていきたいところです。
という訳で、DAITUBEについての「これまで」と「これから」についてお話させていただきました(''◇'')ゞ今後とも、等チャンネルをよろしくお願い致します。